LICHT
歌集
どのように生きてもたぶんかなしくてときおりきみの指が触れるよ
春の樹になりたいときは外に出て手足をしろいひかりに当てる
どうにもならない日常の中で踏みとどまるために、心のなかにちいさな光を灯す。言葉は光になる。光は力になる。永田愛の作品にはそんな力がある。短歌という器に灯された光は、私たちの心も照らし、力づけてくれるだろう。・・・真中朋久「帯」より
四六判変型フランス装
154ページ
2500円(税別)
ISBNコード
9784861985140