子規の絵
エッセイ集
ご自身が病気がちな上に、癌を病まれたこと、お姉さまの自宅療養での末期の口腔癌の苦しみを具に見られたことなどから、子規の骨をむしばむ脊椎カリエスの痛苦に同情し、その状況のもとで絵を描いたことへの驚嘆に始まって子規にとって描くと言う行為はどういう意味を持ったのだろうかということへの関心を契機として考察を深めていかれたようです。・・・間鍋三和子「跋」より
四六判上製
192ページ
2200円(税別)
ISBNコード
9784861985164