ゆだねる
歌集
短歌にして残すことで、大切な人や時間を永遠という箱のなかに仕舞っておけるという信念がある。柳さんの歌を読んでいると、いつか玉手箱のように誰かが『ゆだねる』という箱を開けて、かつてこんなふうにひとと関わって生きた人間がいたのだと知って役立ててくれたらと願っているように感じる。だから柳さんの短歌は未来への手紙といってもいい。・・・江戸雪「跋」より
四六判並製
122ページ
2000円(税別)
ISBNコード
9784861985300