アンデルセンの灯
歌集
ひたすらに空を支える海がありやがてみえなくなる海がある
廣岡さんの歌をひと言で言うとしたら何だろう。冷えた光に浮き上がる日常風景だろうか。動植物にしても、日々の暮らしにしても、微妙な笑いにしても、現実から少し離れたものを愛するように描かれる。それが私には、いずれも静止した風景として印象されている。・・・佐伯裕子「解説」より
四六判上製
198ページ
2500円(税別)
ISBNコード
9784861986093