くらやみにひらく
歌集
なにげなく汝が雑用と呼びしものをわれはこの先もなりわいにせむ
「雑用」という語には軽視するようなニュアンスが漂う。しかし、垣野はそれが大切な仕事だと知っているし、自分はそれに関わって生きていくしかないのだ、という覚悟が伝わってくる。視点が独自で、面白い歌が多い歌集である。だがそれのみにとどまらず、他者のために働くとはどういうことか、という本質的な問いが、根底に横たわっている一冊でもある。・・・吉川宏志「解説」より
四六判上製
208ページ
2500円(税別)
ISBNコード
9784861986529


