花辛夷
歌集
人知れず夜の川ゆく花びらの尽きぬ流れを思ふは寒(さぶ)し
ふとした感覚から追憶がみちびきだされるのが作者の歌の特徴である。そうした感覚は独特でありつつ、どこかもの哀しく懐かしい日本でもある。同時に、復員後の家族の戦後というもの、時代の推移を浮かび上がらせて、誰しもに共通の何かを問いかけてくる。・・・花山多佳子「跋」より
四六判上製
232ページ
2500円(税別)
ISBNコード
9784861986468


