光の器
句集
「古志」所属の著者第一句集。
冬銀河ここも誰かの夢の中
骨となる最後は同じ秋刀魚焼く
漂着の瓶の中から桜貝
一箱に葡萄と梨と母の愛
とぼとぼと夢をさまよふ狐かな
虚空へと梅を探しに行くところ
中世の王女のごとし春キャベツ
一瞬の人生にしておでん食ぶ
大宇宙に体任せん籐寝椅子
死ののちも俳句了らず蚊遣香
朽ちてゆく五臓六腑へ柚子湯かな・・・自選10句
四六判上製
170ページ
2200円(税別)
ISBNコード
9784861986574


