一の舟入
歌集
京都木屋町沿いを流れる高瀬川はかつて、伏見との間の舟運を担った重要な運河だった。その起点となるのが「一の舟入」。タイトルが如実に示すように京都の、特にまちなかの行事や風物がつぶさに詠われる。
外側からではなく京都の内側から京都を詠むのは、その歴史の長さや複雑さから難しいことでもあるだろう。しかし安川さんの歌には物事を相対化する確かな目がある。だからこそ一冊は浮つくことなく、しっかりと根を張ったものとなった。・・・「帯」より
四六判上製
184ページ
2000円(税別)
ISBNコード
9784861986604


